前回のPart.4「SNSの活用方法」から引き続き、元原誠吾先生、吉澤遼馬先生、安良田卓也先生のお三方へインタビューを行います。
今回のテーマは「オンラインサロンについて」。
お三方いずれもオンラインサロンをすでに主宰されており、自身のオンラインサロンについて日頃想うことや、お考えのこと、など詳しく伺いました。
前回の「SNSの活用方法について」はコチラから!
では「オンラインサロンについて」、ぜひお伺い出来ればと思います。
一同:よろしくお願いします。
オンラインサロンを始めようと思ったきっかけや、実際の活動内容、入会者さまに対しての対価など、諸々お伺い出来ればと思います。
一旦また順番通りで、安良田先生よろしくお願いします。
ありがとうございます。
基本は、1:複 みたいなかたちで発信するイメージでしょうか?
そうですね。
質問などがあれば、そこでみんなの前でやり取りが出来るとった感じです。
なるほど。
これは素朴な疑問なのですが、現在無料制で400名ほどいらっしゃって、これが有料制となった場合、400名のうちどのぐらいの方が残るのでしょうか?
今現在だと10名ですね。(笑)
本日このあとセミナーを開催する予定なんですが、第1回の有料セミナーでして、初回ということもあり今回は無料にしてるんです。
今回無料にさせていただいて、” 内容が良かったら入会してくださいね ” というようなスタンスです。
なるほど、ありがとうございます。
でも、吉澤先生の有料会員数は、とてつもない数だなって感じます。
先程オンラインサロン特有の ” リスク ” の話が挙がったと思いますが、実際にそういったケースは多いのでしょうか?勝手な個人的イメージですが、いわば「信者」のような方々が多いような気がしますが…。
多いですよ。
僕はまだまだですが、吉澤先生の信者はいっぱいいます。(笑)
僕のいる福岡にもいっぱいいます。(笑)
一同:(笑)
言い方メッチャ悪くないですか?(笑)
一同:(笑)
よく「 ” オンラインサロン ” って宗教みたい」と言われたりすることがあると思うんですよ。
別に僕らが宗教観を作ってるわけじゃなく、入会される方々が宗教のような雰囲気を作り出してる状態ですね。(笑)
確かにそうですね。(笑)
一理あるかもですね。(笑)
一口に ” オンラインサロン ” といっても何個か型があるんですよ。
「講座型」だったり「プロジェクト型」だったり。
多分元原先生がやられているオンラインサロンは、まさしく「プロジェクト型」として賛同していただいている方々だと思います。
僕はどちらかといえば「講座型」で行う方がメインで、他にコミュニティのような型もあると思います。
元原先生のところは「プロジェクト型」でその ” 型” にハマってる方々が多いんだと思います。
「プロジェクト型」のオンラインサロンとは、元原先生どのようなことを主にされるのでしょうか?
Instagramを代理で投稿したりとか、勉強会のセッティングとかでしょうか。
以前Instagramでフォロワーが2,000名弱集まったとき、ふとオンラインサロンやってみたいなと思って作ってみたんです。
” 入会したい方はコチラ♪ ” みたいな軽いノリで会員を集めたんですが、あっという間に150名ぐらいが無料会員としてすぐに集まってしまいまして…。
将来的には運営チームをしっかり整備して、料金も無料制・有料制を細かく別けようかなと。
なるほど。
元原先生のInstagramでもよくオンラインサロンの告知等されてらっしゃいますね。
はじめの頃はすごく真面目にやってたんですよ?(笑)
勉強会はもちろん、吉澤先生、安良田先生にもご協力いただいてたりもしてたんですが、だんだんと続かなくなってしまって…。(笑)
そこまで真面目にやるんじゃなく、フレンドリーというか、面白おかしくやるような感じが良いかなと思いまして。
今は方針として、思い切ってそっちに舵を切ってます。
僕の理想でもある ” 整形外科と接骨院が組み合わさった施設を作る ” ための第一歩として、入会されている方々には見守っていただいている感じでしょうか。
オンラインサロンのさまざまな「型」というか、カタチがあるようで勉強になりますね。
SNSの話題で言いそびれてしまったんですが、元原先生すごいんですよ。
安良田先生とお会い出来たことももちろん嬉しいですけど、僕もともと元原先生のこと前々から存じ上げていて、すごい先生だなって思ってたんです。
僕が尊敬する、ある先生が北海道にいらっしゃって、その先生と元原先生が同じコンサルチームというか、塾みたいな活動をされていて、メンバーの1人だったんです。
その先生、柔整界でも本当にトップクラスのような方で、以前お話させてもらったとき、講師が何10人かいる中で、楽しいのは元原先生だけだっておっしゃってたんです。
今更ながら、SNS活用出来てよかったな良かったなと思いました。(笑)
いやー、ありがたいですねー。
なので、僕お会い出来て良かったなっていうことを今思い出したので。
いえいえ、ありがとうございます。(笑)
そんな感じです。(笑)
ありがとうございます。
では吉澤先生、オンラインサロンのことについて、いろいろ教えてください。
よろしくお願いします。
自分のオンラインサロンの話か、全体に思うこと、どちらを話したらよさそうですか?
もしよろしければ、どちらも聞きたいです。(笑)
分かりました。(笑)
僕は「Free Therapist Labo(フリー・セラピスト・ラボ)」というのをやっています。
はじめた経緯ですが、2020年10月か11月ぐらいからやり始めてて、現在満2年、3年目に入ってます。
実は知られてないですけど、今のサロンの前に「吉澤塾」というのをもともと前身でやってたんです。
それは2019年の10月から始めました。
LINEのグループを作ってやってたんですけど、最初はそんな感じです。
1ヶ月に2記事くらい載せて、PDF資料なども会員さま向けに配布していたんですが、もっとちゃんとやらなきゃなと思い、ホームページを2020年11月頃に作りました。
リニューアルとして再スタートさせたんですが、吉澤塾時代から応援してくださった会員さまへ感謝をしたいと思い、据え置き価格の¥980で移行しました。
今でもその会員さま方はそのまま継続してくださっていて、誰もお辞めになっていない状態です。
立ち上げ当初、価格は「¥1,980」「¥2,980」でやり出して、Over25、Under25で分けてました、あとは「年内だけの特別価格」みないなこともやってました。
今現在は300名ぐらいが有料会員さまでいらっしゃるんですが、月1回Zoomで発信していて、発信内容としては包括的にやってまして、経営の話もしますし、臨床の話、あと業界のネタ話とか、いろんなところを押さえてやっている感じです。
今現在は¥10,000でサロンを提供してるんですが、それでも新規会員登録があって、先月(2022年1月)も5名ぐらいが新規登録してくださったんです、…まぁ僕としてはありがたいですが…。
僕、安良田先生には伝わったかもしれないですが、入会してくれた方へとにかく還元しようという想いがありまして、” 元が取れるように ” というのをコンセプトにやってるんです。
その方のためになるのであれば、” 元の取り方 ” は何でもいいかなと思ってて、僕と出会ったり繋がったことで経済的に豊かになればいいなと思ってやってたりします。
こういった話、あんまり外部の方には話してないですが、実はいろんな方法で還元しています。
先日も、福岡でオフ会やったときに、ゲストで安良田先生をお呼びしたんですが、そのときも実は参加者へ参加費をちょっと安くしてるんです。
本当は¥6,000ぐらい掛かるところを、¥5,000だったかな…、ちょっと忘れちゃいましたけど…。
確か¥5,000だったと思います。
そうでしたね。
¥1,000分は僕が人数分負担してたりとか、毎回そういう形でやってます。
加えて福岡でのオフ会は、僕お土産に本を持って行きましたよね?
はい、僕もいただきました。
渋沢さんの本ですね。
そうです、安良田先生へも買っていきまして、全部で13冊ぐらい買いました。
” 僕とじゃんけんして勝った方は取りに来てください ” みたいなのをやったりとか。
僕、本当に皆さんと交流しようと思ってやってます。
先程「信者みたい」という意見があったと思いますが、確かにそれは意図してやってはないですが、ちょっと違う言い方をすると、僕はファンクラブみたいなモノだと思ってます。
安良田先生のサロンもそうだと思いますし、元原先生のは特にファンクラブ感が強いと思います。(笑)
以前、この辺りのこと結構分析したことがあって、サロン運営陣の4人に聞いてみたんです。
「会員さまの入会が増える理由って何だと思う?」と。
そのとき客観的に言ってくれた答えとして、
「僕がいろんなことに挑戦してるからだと思います」って言ってくれたんです。
例えば、令和の虎に出たことは、かなり大きな挑戦だったと思います。
あとはBreakingDownにスタッフとして参加したりとか、法人を作ったとか、法人やりながら整形外科で勤めるとか。
” 背中を見せる文化 ” が日本にはあると思うんです。” 背中で語る ” じゃないですけど。(笑)
僕が尊敬する、ある柔道整復師の先生は、厚生労働省の柔道整復師代表として載っている先生でして、僕が勝手にお師匠さんみたいに思ってる先生なんですが、今年50歳で、臨床現場に週6で出てるんです。
骨折・脱臼が1日1~2件ある、とんでもない接骨院なんですが、その先生は1人でお店を切り盛りされていて、疲れた顔を一切せず、「日本男児は現場に出ないと」「背中で語らないとダメ」というモットーみたいなのがすごく個人的に響いてて。
その先生がそうおっしゃるのであれば、僕らはもっと頑張らなきゃいけないなと思ってまして。
僕は ” 常にいろんなことに挑戦して、違う挑戦をどんどんしていきたい ” と思っていて、そういうところを見せられているのが、僕のやり方かなと思います。
ありがとうございます。大変勉強になりますね。
「オンラインサロン」というのが、新しいコミュニティのかたちのように感じました。
会社でも友だちでも習い事でもない、でも似て非なる部分もあり、面白い空間だなと。
それぞれ主宰者の想いやカラーがあるからこそ、魅力的に感じるのかなと思いました。
ご自身のオンラインサロンのお話をいただいたと思いますが、
最後にご自身のとは別に、サロン全体について何か思うことがあれば伺えればと思います。
では、安良田先生からお願いします。
はい。先程のと少し被ってしまいますが、自分含めそれぞれの先生方が時間やお金を掛けて学んだ知識を、低価格で学べるというところはすごい魅力的かなと。
あとは1つ懸念しているのは、オンラインサロンってある程度有名な先生方がやられているじゃないですか。
そこに入会者として登録したとき、僕は辞め辛い(退会し辛い)と思うんですよ。
自分に自信がない方も中にはいらっしゃってて、その輪の中に入り込み、有名な先生にお近づきになれるような特別な空間があって。
でも毎月ずっとお金を払い続けないといけないため、一定数は辞めたいと思う方もいらっしゃると思うんですよね、絶対に。
そうなったとき、” あの先生に嫌われたらどうしよう ” と思う方は結構いらっしゃるんじゃないかなと思うんです。
吉澤先生も元原先生もいらっしゃる前で恐縮なんですが、そういった部分、どうあるべきなのかなとおもうところは正直あります。
確かに…。
ちょっとそれ話したいことありますね…。
なるほど。
サロン生さまの目線で” 退会=嫌われる ” みたいな、そういったところを気にしてしまうのでは?
ということですよね。
僕自身、まだ心がちょっと弱いので、嫌われたくないな…って思っちゃいますね。(笑)
実際にお付き合いが終わってしまうわけではないんですが、さも終わってしまうかのように「錯覚してしまう」感じがあるってことですね。
恐らくですが、主宰側は全然気にしていないとは思うんですが、入会者さま側はそういった勘違いというか、そういった想いをしてしまうのかなという印象はあります。
安良田先生が先程おっしゃってた「自分自身の想いや解答が崩れてしまう方々」は厳しいかもしれませんね。だからこそ、” あくまで考えの1つとして受け入れてもらう ” としてもらった方が、場合によっては正しい使い方といった感じですね。
本当に難しいところではあるかなと。
皆さんそれぞれ考え方が違うので、僕らがこう思っていたとしても、そこは僕ら主宰にはどうしようもないところではあるかなと思います。
ありがとうございます。
では元原先生、いかがでしょうか?
はい、ありがとうございます。
まず思ったのが、僕もちゃんとやろうと思いました。(笑)
吉澤先生のお話を聞いてて、ちょっと僕自分のところの会員さんに寂しい想いをさせてるなと思いまして…。
もっとこれから頑張ろうと思ったのが1つ。
あとは安良田先生がおっしゃってた通りで、このコミュニティから出ていってしまったとき、疎外感というか、恐怖心みたいなモノが何かしらあるんだろうなと思いました。
僕もサロンやってる中で、お辞めになる方ももちろんいらっしゃるんですよ。
ただ、やっぱり僕が考えているのが、安良田先生、吉澤先生がものすごい情報発信をされてらっしゃってますが、仕事場、家庭以外のサードプレイスというか、もっと夢見れる場所があったらいいなとも思ってます。
このサロンでは自分たちの未来であったり、面白おかしいことをやってくれそうなヤツがいるってことをもっと知ってもらって、今後やっていきたいなとあらためて決意した次第であります。
もっと頑張ろうっと!(笑)
ありがとうございます。
では最後、吉澤先生、よろしくお願いします。
他のオンラインサロンについてでも、オンラインサロンそのものについてなど、なんでもOKです。
先程の話の流れですと、辞める・辞めないみたいな話があったと思うんですが、僕は会員さまが辞めやすい雰囲気は作りたいとは思ってます。
お辞めになった後でも普通にご飯行ったりする方もいますし、こういうの会社と一緒だと思うんです。
辞めにくい云々じゃなくて、辞め方が悪い方は一定数確実にいて、僕過去に実際に揉めたこともあるんです。
以前お二方にご相談させていただいてかもですが、5~10人は変な辞め方の方いらっしゃるんですね。
うちのサロンは品質向上のために、退会の際その理由を一応伺ってます。
金銭的とか、その他いろいろ理由があると思います。
その中でも僕が直接止めに入るというか、アドバイスというか、 ” 自分と向き合わなきゃいけないと思います ” と思わず伝えてしまうことが2つあるんです。
男性で多いんですが「結婚するから○○○」とか「結婚するからXXX」とおっしゃる方。
じゃあ結婚しなければよかったのでは?となるんです…。退会理由を奥さんのせいにしてるのと一緒なので。
ちょっと悲しいなと思うのは「結婚して妻と子供でお金がなくなっちゃったんで…」とおっしゃる方。
僕からしたら「むしろ結婚したらもっと頑張んなきゃいけないだろう」って話なんです。
僕も結婚してる身なので、もっと一念発起しなきゃいけないと思うから、「その理由で辞めてしまうのはもったいないと思います」って言ってしまうんです。
そもそもですが、皆さんオンラインサロン入られる理由って、頑張りたくて入ってるからじゃないですか。
「お金をもっと稼ぎたい」「知識がほしい」とかで入会されていると思うので、そういった理由での退会は、止めに入るというか、諭すというか、そういったことはあります。
他所ではやってないところでお伝えすると、辞め方が素敵というか応援したい方で、サロン生の場合、僕は本をプレゼントしていたりするんです。
会社でも、前向きな理由の退職の場合、応援したいじゃないですか。
「これで縁が切れるわけじゃないから、欲しい本あったら言ってね」みたいな感じで伝えて、それをプレゼントしてます。
これ絶対他はやっていないんですよ、間違いなく。
僕はそうやって送り出してる方もいますので、後腐れはないようにはしています。
変な理由で辞めた方を除いてですけど。(笑)
一応そんな感じで辞める・辞めない問題は、なるべく大丈夫なようにしていますね。
勉強になるわー。
いやマジで勉強になるわー。
ちゃんとやらんとなー。
これ、他では絶対にやっていないと思います。
確かにやってないですね。
はい、やってないです。
100%やっていないと思います。
僕も有料化したら、今後は本配っているかもしれないです。(笑)
僕もすぐやります。(笑)
一同:(笑)
他のオンラインサロンを見ていると思うことはすごくあって。
ウチが上とか下とかじゃないんですけど、明らかにアップセルを目的としているサロンは、僕は良くないなと思いますね。
先日もオンラインサロンをフロントにして、あるインフルエンサーの方が炎上してましたけど、
みたいな感じでやってましたが、これってもう ” サロン生 ” でしか呼ぶ気しかないと思うんです。
こういうのは僕は個人的には良くないなと思ってます。
僕もサロン生さまに対して技術セミナーもしますが、そのときは¥1,000しかいただいていないです。
別にこれが良いとかではないと思いますが、普段からサロン費用をいただいているので、そういったところは控えめにウチはやってます。
こればっかりはそこのやり方なので、ある意味会社と同じですからやり方なのでいいと思うんですけど、あからさまな感じは ” 会員さんのことをお金にしか思ってないのかな ” と僕は思ってしまいます。
なので、そういったところに気を付けてますね。
ありがとうございます。
確かに会社でも変な辞め方というか、ネガティブな理由で辞められる方いっぱいいますね…。
でもポジティブな理由、例えば ” ○○に挑戦をしてみたい ” とか、そういった理由の場合は僕も応援したくなりますね。そこがすごく似てるなと思います。
本のプレゼントも素晴らしいなと思いました。
結果的にまた巡り巡って新たな出会いであったり、再会であったりがなど起きそうな予感がするようなお話だったかと思います。
ウチ、出戻りも多いんですよ。
出戻りされた方へは、値上げ前の価格でご案内させてもらってます。
5~10名ほどは戻ってきてくれてますね、本当にありがたいです。
すごい人間味が溢れるというか、情が熱いというか、大変素晴らしいなと感じました。
いいお話が聞けて、正直感動しました、ありがとうございます。
今回メッチャ面白かったですね!
僕も勉強になりました。
それでは元原先生、吉澤先生、安良田先生、
あらためて本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。
ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
ありがとうございました、お疲れさまでした!
part.4から渡って掲載しましたオンラインインタビュー、いかがでしたでしょうか。
元原先生、吉澤先生、安良田先生へはまた別の機会、また違うトークテーマでお話をお伺いしたいと思います。
柔道整復師
元原 誠吾 先生
整形外科 副院長経験ありの柔道整復師
年間1000例の手術に帯同、500例の外傷処置経験あり
1回/週 ストーリーズ 病態鑑別クイズ
セラピスト診断学研究所 第一期運営メンバー
セラ研の入会はこちらから
柔道整復師
吉澤 遼馬 先生
株式会社Bonds 代表取締役
格闘家(RIZIN.K-1.RISEなど)の施術に専心
業界最大級のオンラインサロン「Free Therapist Labo」代表
柔道整復師
安良田 卓也 先生
整形外科 勤務
医師と共に6万3千人の診察とレントゲン読影
セラピストのための病態判断学『柔道整復師、鍼灸師が本物の医療を提供できる未来へ』発信
オンラインサロンHCR代表
はい。僕は今「HCR(エイチシーアール)」というオンラインサロンをさせていただいてまして、「病態判断学」という病態を判断する知識を主に発信するようなかたちで活動してます。
2年間ずっと無料会員制でやってまして、現在会員数が400名ほどおり、今月2月(2023年2月)から、有料制に切り替える予定です。
内容としては、LINEグループのようなもので、病態診断学の情報を流したりとか、あとは月1回にセミナーを開催してます。
以前、吉澤先生、元原先生それぞれに講師をやっていただいたんですが、その他有名な先生方を講師としてお招きしてセミナー開催してます。
あとはオフ会ですね。
これはあまり出来ていなかったんですが、年1回ぐらいオフ会を開き、同じ志を持ったメンバーが集まって他愛もない話をして楽しんでもらうというのもやってます。
メリットとしては、主宰者目線では同じ志を持ったメンバーを集めることが出来るので、SNSのお話と被ってしまいますが、” 病態判断学 を広めたい ” という想いに賛同してくれた方々が集まっていただいたので、そういった方々とコミュニケーションを取れることが非常にメリットかなと思います。
僕は全然知識・技術がないですが、吉澤先生も元原先生も相当なお時間やお金を掛け、さまざまなことを学んでこられたのかなと思います。
入会の方々がそういった知識を、低価格で ” 手に入れる ” という表現はおかしいですが、” 情報がもらえる場 “ としてオンラインサロンは素晴らしいなと個人的には思います。
でも業界的に、内容によっては「これが正解」というのがないと思うこともありますので、入会者さまは僕らが発信するすべての情報を受け入れるのではなく、あくまで考えの1つとして受け入れてもらうのがいいのかなと。
入会者さま主体で考えながら取捨選択してもらい、うまく僕らが発信する情報を取り入れて活用していただくのが1番良いのかなと思います。
もちろんそれが出来ない先生方もいらっしゃると思います、「自分が言ったことが正解です」みたいな。
過去に何度か ” 自分自身の想いや解答が崩れてしまう方々 ” を見てきたので、主宰としてはその辺りが注意が必要かなと思うところではあります。