私が柔道整復師になった理由とそのきっかけ

※写真のモデルはイメージになります。

この記事を読んでいる方は、これから柔道整復師になりたい方や目指してる方が多いと思います。

そのため少しでもお役に立てればと思い、今回は私の「柔道整復師を目指したきっかけ」柔道整復師になって良かったこと」「大変だったこと」についてお伝えしていこうかと思います。

私が柔道整復師を目指した理由

私が柔道整復師を目指した理由は、高校生のときに整骨院の先生にお世話になり助けられたことがきっかけです。

私はもともとテニス部だったのですが、毎回肘や肩を怪我をしており、どうにもならなかったため、近所の整骨院に通院することになりました。

当時の整骨院の先生がかなり優しい先生で知識もあり、治療も速攻性があり一言でいうと凄い先生でした。

その先生は、当時の私の怪我をしやすい理由だったり、身体のケア、トレーニングまで全て指導していただきました。

そのお陰もあり、整骨院に通院してからは怪我を一切しなくなりまるで魔法の様でした。

それから次第に私の中で整骨院の先生が憧れになっていて

私もいつか整骨院の先生になって、痛みで困っている方を助けたい!

と思い柔道整復師を目指しました。

また、整骨院の先生は柔道整復師という国家資格を取得しないといけないということも調べていく中で知り、独立開業を目指せる夢のある資格なんだということも、柔道整復師を目指した更なる決め手でした。

昔から将来自分で起業したいという目標もあったので、自分のぴったりの職業だと思いました。

柔道整復師になり良かったこと

患者様に喜んでもらえたり、感謝の言葉を頂ける

これは柔道整復師になり1番感じたことなのですが、患者様から喜や感謝の言葉を直接頂けるということです。

特に整骨院の場合は、身体の痛みや辛さで来る方が多いです。

その辛い患者様の状況から私が施術をすることで患者様が楽になり、その際に笑顔で喜んでもらえたり、「来てよかった!ありがとう」と感謝の言葉を直接頂けます。

これが柔道整復師になって良かったなと、非常に実感できます。

柔道整復師の仕事は、人を治すことですが、相手は物ではなく、人対人です。

そのため自分が頑張って患者様を治すことで、直接患者様の喜びをそのまま感じられる素晴らしい職業であるかなと思います。

常に成長を実感できる

私は柔道整復師というお仕事は、身体を治すスペシャリストだと思っております。

その中で大事になるのは勉強です。

国家資格を取得するだけでは現場では通用しません。

取得してからも身体の勉強や治療の技術、問診対応なども勉強したりや練習を常にしなければなりません。

そして勉強や練習をしただけではダメで、現場でそれらを活かし、初めて自分に経験として身につきます。

それを何回も繰り返していると、今まで対応出来なかった症例や苦手だった症状にも対応出来るようになり、毎回自分の成長をとても強く感じられます。

それが私自身のやりがいになり、柔道整復師になって良かったなと強く感じでおります。

活躍の場が広い

柔道整復師は、とても活躍の場が広いです。

病院や整骨院、介護施設、デイサービス、スポーツトレーナー、整体など様々な現場で活躍出来ます。

そのため就職先にもそこまで困らず、自分の適性にあった職場も豊富に選べるので、とても良いと思います。

また独立開業も出来るので、今よりもっとお金を稼ぎたい!活躍したい!となれば平社員だけでなく、独立開業も視野に入るので、これは柔道整復師という国家資格の強みでもあるかなと思います。

私は今現在はグループ整骨院の院長をしておりますが、将来的に開業も視野に入れておりますので、独立開業という一つの目標に向かって頑張れております。

柔道整復師になり大変なこと

拘束時間が長い

これは柔道整復師の方は特に共感してもらえるかもしれないですが、他業界の方より拘束時間が長いです。

特に最初は整骨院や整形外科に勤務すると思いますが、受付時間が朝9:00からスタートで、だいたい20:00くらいまでなので、患者様の対応を終え、あと片付けしてとなると、帰りが21:00〜22:00とかは普通です。

更に治療や知識の勉強会もあるので、そうなるとかなり遅くまで残ることが多かったです。

そのため、家より職場にいる時間が非常に多くなります。

私は今のところ整骨院、整形外科を何ヶ所か経験をしていますが、どこの職場も拘束時間は長かったです。

17:00定時に帰れるところはまずないと思います。

それが柔道整復師になり大変なことかなと思います。

体力仕事で疲れるということ

これも柔道整復師になってとても大変に感じたことです。

若年層〜ご年配の方まで、数多くの患者様が来院されるのですが、1日30名を1人で対応したり、通しで患者様に入ることが多かったのでかなり身体が疲れます。

予約制の院であればある程度はコントロール出来ますが、保険治療をメインで行なっている整骨院や整形外科はひっきりなしに患者様が来院されるので、体力に自信がないと身体がもたないと思います。

今現在は私のグループ院では予約制にしておりますので、患者様の予約がパンパンな状態ではなく改善しつつあります。

勤務場所によっても違いますが、体力がない方は大変な職業かなとも思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私は柔道整復師という資格は本当に素晴らしい資格だなと思っております。

人を喜ばすことにおいて、とても実感できる数少ない職種だなと思います。

普段の仕事の疲れや日々の勉強の大変さ、拘束時間の長さもありますが、頑張った分だけ、患者様を喜ばすことも出来ますし、その頑張り次第で自分のファンが増え、将来独立開業をして稼ぐことも夢ではない職業です。

そのため、柔道整復師に興味がある方は、是非おすすめしたい職業かなと思います。

私はあらためて柔道整復師になって良かったと思ってます。


執筆者情報

柔道整復師・鍼灸師
志村 勇樹(しむら ゆうき) 先生

【経歴】
大手整骨院グループ院に4年勤務経験
スポーツ整形外科に3年勤務経験
スポーツトレーナー、パーソナルトレーナー経験

現在は高崎LA整体・整骨院の院長として自費治療をメインに施術やトレーニング指導を行なっております。

公式ホームページ:
高崎LA整体・整骨院 https://latakasaki.com

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